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中国の南沙侵攻の歴史
1950年代:パラセル(西沙諸島)からフランス軍が撤退。西半分を南ベトナム、東半分を中国が実効支配
1973年:南ベトナムを支援していた米軍が撤退
1974年:中国がパラセル全島を軍事力で制圧
1990年〜:冷戦終結以降、フィリピンでは反米世論が高まる
1992年:米軍がフィリピンのスーピック海軍基地やクラーク空軍基地から撤収
同時期:中国は南シナ海の内側に9つの破線をU時型に描いた「九段線」(Nine-Dash Line)と呼ばれる境界線を一方的に設定
70年代以降、九段線の内側で領有権を強く主張する
1995年:フィリピンが実効支配していたスプラトリー諸島にて、漁民避難施設の名目で中国が軍事施設を建設
2010年:中国が南シナ海を台湾やチベットと並ぶ核心的利益と表現。それまで第三者的な立場を取ってきた米国が関心を払うようになる
2010年 7月:クリントン米国務長官、「南シナ海における国際法規の遵守は米国の国益」と表明
2014年:中国、パラセル諸島で強硬な石油採掘を開始。反発するベトナム艦船と数日間船体をぶつけあう
2014年 4月24日:オバマ大統領、東シナ海の尖閣諸島を日米安全保障条約5条の適用対象として明言
2014年 12月17日:自衛隊統幕長と米陸軍参謀総長の間に、安保法制と
日米ガイドライン
の取り組みが予定通り進んでいるか進捗確認が為される
マチノキッドリサーチ/2015 10/29 9面 読売新聞
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国連海洋法条約(抜粋)
2条
1. 沿岸国の主権は、その領土・内水、群島国はその群島水域に接続する水域で領海と言われるものに及ぶ。
2. 沿岸国の主権は領海の上空ならびに領海の海底やその下に及ぶ
3条
いずれの国も基線から12海里を超えない範囲で領海の幅を定める権利を有する。
121条
1. 島とは、自然に形成された陸地で、水に囲まれ、高潮時でも水面上に有るものを言う。